▶ 制服への着替えが業務上必要で、会社の指揮命令下で行われる場合は、労働時間に含まれます。
労働時間に該当するかどうかは、「制服かどうか」や「着替えに何分かかったか」ではなく、その着替えが業務の一部として会社から求められているかで判断します。
労働時間に該当する可能性が高いケース
次のような場合、制服への着替え時間は労働時間と判断される可能性が高くなります。
- 制服に着替えてから仕事を始めるように指示している
- 自宅での着替えを認めず、会社の更衣室での着替えを求めている
- 衛生管理や安全管理の観点から、制服の着用が業務上不可欠である
労働時間に該当しにくいケース
次のような場合は、着替え時間は原則として労働時間には該当しません。
- 自宅で着替えてから出社することができる
- 制服は任意で、着用しなくても業務ができる
- 労働者が自己判断で早めに来て着替えている
判断のポイント
制服への着替え時間が労働時間に当たるかどうかは、次の点から総合的に判断します。
- 会社の指揮命令下にあるか
- 業務の遂行に必要不可欠か
- 会社で着替えることを事実上義務付けているか
- 形式ではなく、実態として強制されているか
まとめ
制服への着替え時間は、「会社に来てから着替える運用をしているかどうか」が重要な判断材料となります。
会社の運用や業務内容によって結論が変わるため、自社の実態を整理したうえで判断することが大切です。

